MINOLTA XG−S 

XG−Eのマイナ−チェンジ版
                     


XDの発売から2年後、XG−Eの改良型として発売された。何が変わったかといえばファインダ−の中で絞りを直読できるようになった事である。ボディも丸みを帯びたXG−Eに比べると直線的になっている。
絞り優先は変わりなく、レッド表示で非常に使いやすい。これが当時のAE一眼レフの基本形であるといっても良い。
この1年後に、スペックダウンのX−7を発売したのは何故だろう。
単に値段を落とすという目的だけだったのではないかと想像するのだが。
このXG−Sが52000円、X−7は39500円。この差額はマニュアルの差額であるとすれば、中身はほぼ同じと見てよいだろう。
使ってみると実にバランスのよいカメラである。大きさが手ごろなのである。アキュ−マットのスクリ−ンも明るくてピント合わせがやりやすい。Xシリ−ズの安い中古は何がいいかと聞かれたら間違いなくこのカメラを勧める。
ただし、状態のいいものが少ないと思う。電子タッチセンサ−の接触の悪いものが多いので注意が必要である。

みのかんのXG−S

このカメラは大阪の人より買った。7000円くらいだったと思う。
手入れも必要だったが、結構外観だけはきれいだった。
このカメラは友人のM氏が若い時に使っていた。その時は自分ではなかなか買えなくて、よく借りてきたものである。
買ったばかりの頃はご近所スナップによく使った。これ一台であとはちょっとレンズを揃えれば十分だなと思っていたが、振り返るとあれから何十台もカメラを集めてしまった。
初心に戻る意味でまたこのカメラを使ってみようと考えている。

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